◆”コロンブスの卵”の切り替えで社会を見る発想を変えよう

コロナ禍を経て、新しい世界観、新しい価値観、新しい発想、そして、これまでの私たちの視点そのものを、反転、逆転、変転させる必要が出てきました。ここからのメッセージが、よりよい社会を作り上げるために、既成概念を切り替えるためのヒントとなれば幸いです。(文責:プロデューサー 山下馨)

1.メッセージ:給与明細に、”CSR手当”、”プロボノ手当”、”社会参加手当”などの項目を追加しよう

給与の意味を見直し、企業が考える自社の社会的責任に対応した”社会参加の手当”を明示するだけで、きっと社員は社会参加の意識を感じ始めるのでは?

 

2.メッセージ:年金の意味を再構築しよう

”年金”を、”社会からの給与”と読み替えて、退職後、老後における自分の役割を考え直そう。これまでのように、「単なる積立金を取り戻すのが年金」ととらえずに、もっと前向き、もっと積極的に、次の世代のために社会を改善していく役割を、リタイア組、シルバー世代は担っていくのだ、そのための軍資金が”年金”なのだと考えると、世の中、楽しくなるのでは?使いやすく、負担が少ないデジタルメディア時代ならばこそ、江戸時代のように隠居生活は現役時代に果たせなかったことに取り組む第2の人生と考えて、企業人の時代の知識、経験、ノウハウを活かすのはどうだろう?

 

3.メッセージ:NPOの日をつくろう、NPOの歌をつくろう

NPOは市民が創り、市民のために活躍し、市民のために成果を上げるための、我ら市民の活動体。特別な人が、特別な目的でつくるものではなく、私たち市民が、安心、安全、楽しく、豊かな社会生活をおくっていくために、当たり前に身近にあるべき存在です。もっと、NPOを社旗に定着させるため、祝日に””NPOの日”を定め、子供から大人まで、何気なく口ずさめる、楽しい”NPOの歌”があるといいんじゃないですか?